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新庁舎建設工事の進捗状況について(令和5年10月)

ページID:0006564 更新日:2024年2月14日更新 印刷ページ表示

令和5年10月 プレストレストコンクリート工事

 今回は新庁舎で採用したプレストレストコンクリート(PC)構造について説明します。

 プレストレスとは、コンクリートの梁の中に内蔵した高強度のPC鋼より線を油圧ジャッキで緊張することによって、あらかじめ(プレ)コンクリートに与えられる圧縮応力(ストレス)のことです。

 コンクリートは、引張力に弱いという性質がありますが、これにより、躯体自重や積載荷重を相殺して引張応力度が生じないコンクリート断面を実現します。また、コンクリートのひび割れを制御することにより高い耐久性が付与され、柱と柱の間隔が広い大スパン架構を形成することが可能となります。

 通常、柱の間隔を7メートルから10メートル程度とすることが一般的ですが、新庁舎では柱と柱の間隔を15.6メートルまで広げて、柱のない広い空間を形成します。

プレストレストコンクリートの説明の画像

プレストレストコンクリートとは

(1)PC鋼より線を梁の中に通すためのシース管の写真

(1)PC鋼より線を梁の中に通すためのシース管

(2)鋼の線を7本より合わせて1束にしたPC鋼より線の写真

(2)鋼の線を7本より合わせて1束にしたPC鋼より線

(3)梁の中にシース管を設置の写真

(3)梁の中にシース管を設置

(4)シース管の中にPC鋼より線を挿入の写真

(4)シース管の中にPC鋼より線を挿入

(5)PC鋼より線の端部の写真

(5)PC鋼より線の端部(梁の中の固定側)

(6)PC鋼より線の端部の写真

(6)PC鋼より線の端部(緊張側)

(7)PC鋼より線の端部(緊張側)を油圧ジャッキで緊張の写真

(7)PC鋼より線の端部(緊張側)を油圧ジャッキで緊張

(8)余分なPC鋼より線は切断して配管内に無収縮モルタルを注入して完了の写真

(8)余分なPC鋼より線は切断して配管内に無収縮モルタルを注入して完了